活動内容
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オペラ《クリストフォロス、あるいは「あるオペラの幻影」》(1928)
リヒャルト・シュトラウスと双璧を成したオペラ作家 フランツ・シュレーカーのオペラ日本初の舞台上演によせて
- 日時
2024年3月19日(火)18時より
- 場所
芝浦港南区民センター 第2集会室
会場は初めての場所、田町駅から徒歩10分の芝浦港南区民センターです。どうぞお気をつけてお越しください。
- 講師
田辺とおる(当協会会員、声楽家)
- 詳細
シュレーカーは当時のドイツオペラ作家で唯一、R.シュトラウスに並ぶ公演数を誇りましたが、1920年以降は差し迫るナチスの圧力と、映画やジャズなど新しい潮流との対峙を余儀なくされ、苦悩の日々 送りました。ユダヤ系の出自に加えて、音楽と台本の双方を自作した彼の躊躇なくエロティックな表現に踏み込む作風は、早くからナチスに忌避されていたのです。この時期に《クリストフォロス、あるいは「あるオペラの幻影」》は書かれました。初期作品から一貫する後期ロマン派音楽と、様々な新しい手法が融合されて、現実と幻想の両面からオペラ創作の心理に切り込んだ近代的な冒険作です。
- 会費
会員:無料
非会員:2000円